- 顔面の痛み・腫れ・運動麻痺
- くびの腫れ・しこり・痛み
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ムンプスウィルスによる感染
2から3週の潜伏期ののち、片側または両側の耳下腺(耳の下にあり、唾液をつくる部分)の痛みと腫れが生じ、発熱、頭痛、開口障害も伴うことがあります。顎下腺(顎の下にあり、唾液をつくる部分)の腫れも、しばしば伴います。腫れは3日目がピークで、7~10日で消失します。一般に、成人の方が、小児に比べ、症状が強く出ることが多いようです。
解熱鎮痛剤等の対処療法
学校保健法では、耳下腺の腫れが消失するまで出席停止と定められています。
唾液腺(唾液をつくる部分)、涙腺(涙をつくる部分)の自己免疫疾患*であるとされています。
*本来はウイルスなどの自己と異なる外敵を、認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対して、過剰に反応し攻撃を加えて生じる疾患
口腔内乾燥症の原因の一つで、口の中の乾燥感以外に、舌や口腔内の痛み、味覚異常が出現します。この他に、関節痛、眼症状(異物感、乾燥感等)があります。
唾液分泌促進薬、ステロイド剤、人工唾液・人工涙液
耳介・外耳道の帯状疱疹: 耳痛、耳後部痛
顔面神経麻痺: 前額筋、眼輪筋、口輪筋の運動麻痺
内耳神経症状: 耳鳴・難聴・めまい
抗ウイルス薬、ステロイド、循環改善薬、ビタミン剤などが使用されます。薬物治療でコントロールできない高度神経障害では手術が行られます。
原因の明確でない耳痛は、遅れて顔面神経麻痺が出現することがあるので、注意が必要です。
甲状腺における自己免疫疾患であるとされています。
前頸部腫脹、甲状腺機能低下による症状(浮腫、皮膚の乾燥、耐寒性低下、体重増加、徐脈、月経異常)
甲状腺ホルモン補充療法